ポピーは現在、残念ながら新型コロナの影響で新規の海外受講の申し込みを受け付けていません。
そのため、海外在住で2歳の息子に幼児ポピーのポピっこももちゃんを早く受けさせたかった私は、受講を始めて、早速2ヶ月分の教材を日本の家族にドイツまで国際発送してもらいました。
2歳頃の子供は言葉の面などで日々大きく成長します。早く受けさせたいと思ったのは、このタイミングを逃さずに子供に日本語を教える教材でちゃんと息子に学ばせたかったからです。
国際郵送の方法は色々ありますが、値段も手ごろであまり時間もかからない手段を探していたときに選んだのが印刷物専用の航空便。
なぜこの発送方法が良いと分かったのか、料金の安い船便との比較もしながらお伝えしていきます。
この配送方法はもちろんおもちゃなどの付録がなければ他の通信教材にも使えますよ。
子供向け通信教育の海外発送を自分で手配すると、海外にいても経済的に子供に日本語を教えることができておすすめです。
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幼児ポピーの海外受講:海外在住者で幼児ポピーがおすすめな人とその理由
幼児ポピーは基本的に付録の付かない教材なので、その分かさばらず国際送料も安く済む点が海外在住者には大きなメリットです。
もちろん教材の質にも定評があります。
シンプルですが幼児に必要な学びについてよく考えられており、その上高コスパ。
幼児が基本的な日本語を学ぶのにもぴったりな内容になっているので、海外在住者にも評判が良いんです。
退会は最低2ヶ月受講して合わなければできますし、気軽に始められるかと思います。
私は息子の好き嫌いなどもやってみて判断しようと思い、幼児ポピーももちゃんをこどもちゃれんじぷちと海外で同時受講してみることにしました。
ポピー海外受講は受け付け停止中…お得に海外発送するには?
幼児ポピーは新型コロナウイルスの影響で、残念ながら新規での海外購読の申し込みを現在受け付けておりません(2021年6月現在)。
参照サイト:https://www.popy.jp/kaigai/
そのため、今海外で受講したい場合は国内受講にして自分で発送を手配するか、一時帰国の時にまとめて持って帰ってくるかの二択です。
同じく資料請求をしても資料や体験教材は残念ながら海外発送されません。この場合もやはり自分で発送手配、または一時帰国に合わせて請求しましょう。
2kg以内なら小型包装物か国際eパケット(追跡付き)
EMSなどより安く、早い、確実な発送方法は国際eパケットです。
日本の家族などに発送してもらえる場合に便利です。
2kg以内だと印刷物も小型包装物も送料は変わりません。
そのため印刷物以外も送れる小型包装物をおすすめします。日本食なんかも一緒に送れるので^^
またはオンラインで送り状などを作成するのが苦じゃなければ、国際eパケットのが少し安くておすすめです。
→国際eパケットの発送の仕方はこちらに詳しく書きましたのでよろしければご覧ください。
3~5kgの教材を航空便印刷物で発送(プラス410円で追跡可能)
ポピーのような印刷物のみの教材は、印刷物として送るとお得に送れます。
追跡のできる国であれば、確実に送るためには追跡ができる方法を選ぶのが良いですね。
一つ残念なのが、本来SAL便が使える国であればSAL便が安い上にまあまあ早くて便利なのですが、現在コロナの影響で引き受け停止となっています(2021年6月現在)。
そのため、上で紹介した二つの方法(国際eパケット・航空便印刷物)がSAL便の次に安く、配送も早いのでおすすめです。
表1:国際小包と航空便印刷物の送料比較(単位:円)
東アジア |
東南・西南アジア |
北中米・豪・欧州・中東 |
南米・ アフリカ |
||
3kg |
国際小包 |
3,450 |
5,100 |
6,750 |
10,200 |
印刷物 |
2,850 |
3,660 |
4,850 |
||
4kg |
国際小包 |
4,150 |
6,300 |
8,450 |
13,000 |
印刷物 |
3,550 |
4,560 |
6,050 |
||
5kg |
国際小包 |
4,850 |
7,500 |
10,150 |
15,800 |
印刷物 |
4,250 |
5,460 |
7,250 |
表では簡単に書きましたが、実際は500グラム刻みで料金設定があります。
具体的には郵便局のサイトで送料の計算ができます。
追跡サービスは国際小包は無料で付いていて、航空便印刷物はプラス410円で付けられます。
例えば幼児ポピーももちゃん半年分の教材と、入会時にもらえるガイドブックなどを発送するとします。
幼児ポピーももちゃんは1ヶ月分の教材がポピっこももちゃん(メインの教材)、ミニ絵本、おうちの方向け情報誌の3冊となり、重さは全部で約300g。
なので、教材半年分を入会ガイドなどと一緒に送る場合、梱包材や箱の重さも入れても合計3kg以内で済むかと思います。
他にも日本の絵本や書籍など一緒に送れて便利です。
私はこの方法で実際に先日、実家からドイツまで約4kgの航空便印刷物を送ってもらいました。
送り状の内容物にはBooksと書くだけと、いたって簡単でした。
そしてドイツの税関に呼び出されることもなく、荷物は無事10日後にドイツに到着しました。
郵便局のホームページに書いてある所要時間3~6日のとおりとはいかないようですが…。
それはそうと、きれいな状態で届いたのでよかったです。
余談ですが、この荷物、郵便局の秤だと4kgを20gオーバーしていたせいで500円ほど高い4,5kg分の送料がかかりました…だったら4,5kgギリギリまで本を入れたかったのに~!(ケチですね…)
自宅の秤はなるべく正確なものを使うか、あまり重量ギリギリまで入れないようにしましょう~_~;
印刷物(Printed matter)とは?
印刷物とは具体的には何なのかは郵便局サイトに詳しく書いてあります。
ポピーの紙だけでできた教材だけでなく、メロディー付き絵本やプラスチック製のカードなども印刷物として見なされるようです。
シールやこどもちゃれんじぷちの「おしゃべりトイレちゃん」という絵本も送ることができましたよ。
間違えて印刷物以外入れて発送してしまったら…
間違ってぬいぐるみなど入れてしまうと検査で引っかかって返却(最悪の場合、破棄?)されてしまうかもしれないので注意しましょう!
とはいえ実家の高齢の親にお願いした場合など、間違えてしまうこともありますよね。
実は私も経験済みなんです(^_^;)このときはラッキーなことに無事海外の自宅まで届きましたが、破棄される、返送されるなんてなったら悲しいので印刷物だけ入れるように注意しましょう。
ただ、間違えて印刷物以外も入れてしまった場合も救済措置が!追跡付きで送っていて郵便物が日本の交換局にある段階までは、郵便局に返送をお願いすることもできるそうなのです。詳細は郵便局のサイトをご覧ください。
海外に到着してしまってからは返却要請はできないので注意が必要です。
時間がかかっても構わないなら船便がおすすめ
逆に数ヶ月かかっても構わない場合は船便で、
・国際小包
・印刷物
・特別郵袋印刷物
として送る方法があります。
特に最後の「特別郵袋印刷物」は追跡できませんがとにかく安いです。
船便は配送に1~3ヶ月かかりますが(ひどい場合はそれ以上…)、今すぐ必要ではない教材などを送る場合にはいいですよね。
ポピーに問い合わせたところ、幼児ポピーは年度末まで先取り受講することができるそうで、海外受講者がよく利用しているということです。
先取り受講の場合、教材も親の読み物も前年のものになるそうです。
(ただ2020年時点では新しくなっているのは親の読み物だけとのことでした。)
どうしてもタイムリーな教材や親の読み物が読みたい!というわけではなければ、まとめて受講、船便で安く発送とすると賢く節約できそうですね。
一時帰国の時に船便で重い荷物を手配してしまうのもいいですね。
これはこれから海外駐在という方にもおすすめの方法です。
船便の国際送料比較
船便を使う時は大きめ荷物の発送用だと思うので、ここでは5kgと10kgの印刷物を国際配送する場合を比較します。
表2:船便の国際送料比較(単位:円)
東アジア |
東南・西南アジア |
北中米・豪・欧州・中東 |
南米・ アフリカ |
||
5kg |
小包郵便物 |
2,500 |
3,300 |
4,000 |
4,000 |
印刷物 |
2,700 |
||||
特別郵袋印刷物 |
2,200 |
||||
10kg |
小包郵便物 |
3,750 |
5,300 |
6,750 |
6,250 |
印刷物 |
取り扱いなし |
||||
特別郵袋印刷物 |
4,450 |
なお、追跡サービスは、送り主に荷物が返送されてしまうなどのトラブルを避けるため、あった方が良いと個人的には思います。
しかし、船便は安いので万が一返送トラブルなどに見舞われて返送料を請求されても船便代となり、それほど高額ではないですね。そう割り切って追跡なしで船便を使うのもありだと思います。
船便で書籍や印刷物を送るには以下の3種類の送り方があります。
船便国際小包
船便の中で唯一追跡サービスあり(一部の国のみ)。ただし、荷物が船に載っている間は追跡できず、追跡可能なのは陸路区間のみ。
アジアなど日本から近い地域だと、印刷物か特別郵袋印刷物で送るメリットはないように思います。こちらの小包郵便物が安くていいですね。
逆に日本から遠い地域だと印刷物か特別郵袋印刷物の方が安いです。
船便印刷物
5kg以内の印刷物のみ発送可能。追跡サービスなし。
特別郵袋印刷物は扱っている郵便局が少ないので、そこまで行って発送するのは大変な場合もあると思います。そんな時は料金もあまり変わらないので船便印刷物として送るのが良さそうです。
特別郵袋印刷物
同一差出人から同一受取人宛に大量の印刷物を安く送れる。追跡サービスなし。取り扱い郵便局が限られている。
これは郵便局で郵便局員の方と一緒に、荷物に印刷物のみしか入っていないことをチェックしてから特別郵袋という袋に入れて発送する方法です。
なお、袋にそのまま入れてしまうと雑に扱われて本が傷つくことがあるそうです。中身が濡れてしまうこともあるそうです。
ビニール袋に入れた本を段ボール箱に入れた上で特別郵袋に入れるといった対策が必要そうです。
特別郵袋印刷物は5kg、10kgを比べるとなぜか10kgのが高くなっているので(なぜ!?)、5kgを使うのが良さそうです。荷物が大きいほど関税がかかるリスクも上がりますしね。
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まとめ
幼児ポピー3~5kg分くらいなら航空便印刷物が「安い、早い、追跡できる」のでおすすめ。
もっとたくさんまとめて送りたい場合は船便がおすすめ。船便の小包郵便なら一部追跡もできます。
船便の中でも一番安いのは、アジアなど日本から近い国に送るには「小包郵便」、アメリカなど遠い国宛てなら「特別優待印刷物」。後者は追跡はできませんが格安です。
送る荷物の重さは、重いものほど税関で開けられて時間がかかったり、関税などがかけられるリスクが上がるようです。
そのため、新品の通信教材を海外発送する時は5kg以内ぐらいに抑える方がいいかもしれません。
10kgなどまとめて大きな荷物を送る時は、中古の本など混ぜて「Used books」も荷物に入っていることを明記するなどして関税などかけられない工夫をすると、時間とお金の節約につながりそうです。
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