赤ちゃんにバイリンガル教育をいつから始めたらいいのだろう・・
海外在住者が悩む点ですよね。結論から言うと、できるだけ早くした方がいいといえます。
日本語は海外にいると自然に触れる機会は少ないですしね。今日からできる行動としては、日本語の絵本を一冊お子さんに読んであげるといいですよ。
絵本の読み聞かせの効果はすぐには見られないかもしれませんが、子供の頭にはどんどんその言語が蓄積されていくそうです。
我が家の2歳の子供でもそうでしたが、しばらくすると読み聞かせで聞いた言葉を子供が口に出したりと、目に見える変化が出てくるかと思いますよ。
とはいえ、絵本の読み聞かせを習慣にしていくのも簡単なことではありません。親も時間が必要ですし、子供が絵本に興味がないということもありますしね。
我が家の2歳の息子も最初は絵本にはまるで興味を示しませんでした。それでも何ヶ月か集中的に続けていたら絵本を見せるとこちらに駆け寄ってくるまでになりました。
読み聞かせを数ヶ月続けた結果、実感している絵本の読み聞かせの効果や、息子を絵本好きにさせるためにした工夫についてなどもお伝えしますね。
絵本の読み聞かせの効果を実感
0~3歳ぐらいまでの幼い子供には、耳からたくさんの日本語を聞かせてあげましょう。
言語力を伸ばす方法として、よくそのようなことを聞きますよね。
我が家では息子に絵本の読み聞かせもちゃんとし始めたのは、息子が1歳後半の頃でした。
その前は読み聞かせが大事と知ってはいたものの、赤ちゃんにそんなにたくさん本を読み聞かせても理解できるかわからないし意味がないのではないかと思っていました…。
実際息子が0歳や1歳の頃は、絵本を読み聞かせてもどこかに行ってしまったり、ほとんど興味を示さなかったからです。そうしているうちに私たち親も読み聞かせするが億劫になりサボってしまったんですよね。そんな感じでたまに気が向いた時に絵本を読み聞かせる程度で過ごしてしまっていました。
今思うと、0歳の赤ちゃんは語りかけで脳が活性化すると言いますし、もっとたくさんの絵本を息子に読み聞かせてあげてればよかったなと後悔しています。
と言うのも、読み聞かせの大事さを本で読んだり人に聞いたりしたために息子が1歳後半の時に読み聞かせにちゃんと取り組み始めたら、しばらくすると息子に目に見える良い変化が現れたからです。
絵本で出てきた日本語の単語を口にしたり、絵本で見た動物がテレビに映るとその動物の名前を口に出したり、または言葉にはならないものの何やらむにゃむにゃ話すことが多くなり始めたのです。
やはり家庭で話す日本語の語彙は限りがありますが、絵本ではいろんなテーマのことが書かれていて日常で使わないような単語もたくさん使われています。それにより子供の日本語力が海外にいてもどんどん付いて来ているのを実感しています。
子供を絵本好きにするための工夫
絵本のテーマがあまりにも偏ってしまうと、使われる単語も偏ってしまうので注意しましょう。ただ、子供が絵本の読み聞かせにあまり興味を示さない場合は、最初のうちは子供の好きなことが書かれている絵本をたくさん読み聞かせていくといいと思います。
息子は動物や食べ物に興味があるようなので、そういったことをテーマにした絵本を手始めに読み聞かせました。それで、絵本の読み聞かせがある程度習慣づいた頃に、いつもとは違うテーマの絵本を読み聞かせるようにしました。
こうすることで子供の興味を保ったまま、いろんな分野の絵本を読み聞かせられるようになりましたよ。
後は親が子供のために読む絵本でマンネリを感じてきたら、親が読みたい大人向けの本を読んでみるのも意外とオススメです。
小説でも雑誌でも、なんでもいいです。
たまに絵本ではない大人の読む本を子供に読み聞かせると、子供にとっても良い刺激になりますし、親にとっても良い気分転換になります。
海外で日本語の絵本を手に入れる方法
子供に小さいうちからたくさんの日本語を浴びさせて、バイリンガル育児を成功させるための第一歩。
その一つとして、なるべく多くの絵本を読み聞かせることが大事だと実感しています。
もちろん一冊の絵本を何度も読むのもいいのですが、たくさんの絵本を読むとそれだけ多様な語彙が身につきますよね。
海外に住んでいると日本語の書籍を入手することは簡単ではありませんが、絵本を大量に入手するには以下のような方法があります。
・一時帰国の時に日本から海外へ持って帰る
・一時帰国時にたくさん手配して船便で発送しておく
・現地の日本人向けオンライン掲示板などを使って絵本を買う、または譲ってもらう
・日本からの絵本の転送サービス・海外定期購読サービスなどを利用する
海外発送する場合は新品の絵本などは一定の合計額を超えてしまうと関税がかかることがあるので注意です。
その点、中古であれば関税がかからない、またはかかっても安いことも多いそうなので、新品ではなく中古をあえて選ぶのも手ですね。
電子書籍の絵本も便利
とは言え、海外在住だとやはり大量の本を手に入れるにも限界があります。
そんな時電子書籍もとても役に立ちます。
ただ、これは大人にも言えますが、特に小さい子供にとっては紙の絵本の感触や紙の匂いを楽しんだりすることも、絵本を楽しむのに必要な要素なのかなと思います。
なので、電子書籍は紙の絵本だけでは足りない分を補うために使うのがいいのかなと思います。
電子書籍や、オンラインで無料で読める昔話の絵本などは、我が家では夜の子供の寝かしつけの時に重宝しています。
部屋を真っ暗にしても携帯やKindleで絵本を読み聞かせられるからです。
これをすると1日で読める絵本の量も楽に増えるので、時間のない親にとってもいいですよ。
ただ、子供が画面を覗き込んでしまうと目がチカチカして寝付きが悪くなってしまうので注意が必要です。
私は電子書籍を読み聞かせる場合は、なるべく子供がベッドの上で落ち着いてそろそろ寝るかなと言う感じになってからするようにしています。
すると、子供も最初のうちは私の言葉を真似したりしてお話を聞いているのですが、読み聞かせを続けているうちにいつの間にかスヤスヤと眠っていることが多いので、これはオススメの子供の寝かしつけ方でもありますよ。
まとめ
海外在住だけど、赤ちゃんにバイリンガル教育をいつから受けさせよう?そんな方はすぐにでも絵本の読み聞かせを始めるといいと思います。
わが家ではちょっと失敗したなと思うことが、子供が0歳から1歳半ばの頃は絵本の内容が理解できているかわからないと言う理由から読み聞かせを疎かにしていたことです。子供の言葉が出るのが比較的遅かったのもそのせいもあるかもしれません。
ですが、読み聞かせの大切さを知るにつれて効果をすぐに実感できなくてても読み聞かせることが大事なんだと知りました。そして1歳後半ごろから子供に絵本の読み聞かせを始めて、子供が2歳になった今は習慣となっています。
もともと絵本にあまり興味がなかった息子に読み聞かせを習慣づけるため、まずは子供が好きな分野の絵本をたくさん読み聞かせてみました。そうしているうちに読み聞かせが習慣となり、息子もいつもと違う分野の絵本もスムーズに聞けるようになりましたよ。
電子書籍の絵本の読み聞かせを、夜の子供の寝かしつけに役立てることもできます。
海外在住者にとっては日本語の絵本をたくさん手に入れるのは簡単ではありませんね。海外でも安くたくさんの絵本を入手するには現地の日本人コミュニティーで探す、または一時帰国の時に中古の本などを買い集めて大量に船便で送るなどの方法がおすすめです。
コメント