海外にいても子供に日本語を教えられる教材は実はたくさん手に入ります。
教材には有料のもの、無料のものがありますが、今回は無料でオンラインでダウンロードできる「ちびむすドリル」について書きます。
ちびむすドリルは無料なのに内容が豊富で評判も高く、2歳の子供に有料の通信教材を受けさせている私も使いたくなる教材がたくさんあるからです。
幼い子供に海外で日本語を学ばせるためにお金を払って通信教育を取るべきか悩んでいる方は、まずはこういった無料の教材で試してみてから考えるのもいいかもしれません。
そこでお子さんが気にいった勉強の方法に合わせて有料教材を選ぶことで、失敗も少なくなるかと思います。
我が家はドイツで2歳児を育てていて、日本語を教えることを目的として有料の通信教育を受けさせていますが、ちびむすドリルのような無料教材は有料教材と比較するとどのようなメリット、デメリットがあるかについてもお伝えします。
海外で子供に日本語を教える:「ちびむすドリル」で無料ダウンロード
ちびむすドリルは2歳児に向けての知育教材は比較的少なめですが、年齢が上がるにつれて取り組むことのできる無料教材が増えていきます。
2歳児から取り組める知育教材には、例えば以下のものがあります。
(中には2歳の子供には少し難しそうなプリントもあるので、取り組めるものから取り組んでいくのが良いですね。)
・はじめての運筆
文字を書けるようになる前に筆記用具で線が書けるようになるための練習ができます。
プリントの種類は線を描く練習と、迷路とに分かれています。
プリント1枚ずつにつき短い動画での解説が付いていて、これがまた参考になりますよ。プリントをやり終えたら終わりではなくて、動画では想像力を育むような会話がされていて、親子でもこんなふうに話を広げれば良いのだなと思いました。
・はじめての数字
1~5までの数字を書く、数える、探すなどの練習ができます。
色々な切り口から数とは何かを学ぶことができます。
すべて2歳から対応していると書いてありますが、1~5の数字を発音できても意味まで理解するのは2歳児には難しいような気もします。
5までの数字を使ってお菓子作りをするというのは子供が喜びそうですし、学びにもなっていいアイディアですね。
・はじめてのはさみ
ハサミで直線を切る練習をします。
これもやはり2歳児にさせるにはちょっと危なっかしいかもしれませんが、指先を使うと脳の発達に良いと言いますし、早い段階から試させてみたいと思いました。
・言葉の発達
「言葉の発達」のプリントの他に「単語カード」というプリントがあります。
「言葉の発達」は簡単な形容詞の意味を理解して、会話で使えるようになるための練習です。
2歳児には難易度の高い質問もあり、一枚のプリントの中でも理解できるもの、できないものがあるかと思います。例えば平仮名を読む必要がある設問は、読めないと答えられませんしね。
「単語カード」はぬりえ、切り絵をしたり物語について話したりするためのプリントなので、2歳児などの小さな子供にも楽しくて取り組みやすいと思います。
他にも以下のように教育関連の企業と共同で発行されているプリントなどもチビむすドリルのサイトで無料で提供されているので要チェックですね。
Z会 x ちびむすドリル コラボ グレードアップドリル[ことば]3~4歳
あとはプリント以外でも子供に日本語を教える教材としてすごく便利だなーと思ったのがひらがな表や数字表といった学習ポスターの数々。こちらダウンロードできます。
これを印刷して子供の目につくところに貼っておけば自然と言葉や文字の形を覚えていくことに役立ちますよね。
ちなみに自宅などでA 4用紙1枚か2枚に印刷するのも良いですが、お住まいの国でも日本のコンビニのような安価な印刷サービスを利用できるのであれば、そういったサービスを使って大きな紙に印刷するのも見やすくて良いかと思います。
ちなみに私の住んでいるドイツでは、ドラッグストアのdmの印刷サービスなどがが安いし簡単で便利です。
海外で子供に日本語を教える教材:有料か無料か
無料教材の有料教材と比較してのメリット:
・無料なこと
・海外でもダウンロードして印刷すればすぐに使える
・いろんなサイトがあり教材内容が豊富
・子供が教材をボロボロにしてしまっても、また印刷できる
無料教材の有料教材と比較してのデメリット:
・有料教材のように毎月何にどれくらい取り組むべきかが判断しにくい
・色々なサイトがありすぎてどれを使うべきか迷う
・プリンターが必要
海外在住者にとっては子供に日本語を教える教材を無料でダウンロードして印刷できるという手軽さは魅力的です。
オンラインで無料でダウンロードできる教材は上でご紹介したちびむすドリル以外にもたくさんあり、迷ってしまいますよね。
そんな時は、まずは今回お伝えした「ちびむすドリル」は知育学習オリジナルコンテンツ老舗の人気サイトなのでおすすめです。
まずはお子さんの年齢に合わせて無料プリントを一通り試してみても良いですね。
お子さんの日本語力や他の学習能力が上がった、もっとプリントをさせたいと思った時点で有料の通信教材を始めてみると、有料教材もスムーズに選べて良いのではないでしょうか。
まとめ
海外在住で言葉を話し始めた子供に日本語を効果的に教えたい、でもいきなり有料教材を始めて失敗したくない・・
そんな方におすすめなのが、海外にいてもオンラインでダウンロードできる無料教材。
「ちびむすドリル」は数あるオンライン知育教材の中でも有名で人気な老舗サイトです。
対象年齢は2歳からなので、言葉を話し始めたお子さんも楽しみながら取り組めるような基本的な無料教材が揃っています。
言葉の能力だけでなく数字を理解したり考える力をつけたりするためにぜひ利用してみましょう♪
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