普通に郵便局から郵送するよりも国際eパケットのが安い?
それに郵送も早いみたいだけどどうなの?
子供の通信教育を数か月分まとめて郵送して送料を節約したい・・
海外への送料は高いですし、通信教材のように何度も繰り返し送る必要があると少しでも節約できたら嬉しいですよね。
そんな思いから私は国際eパケットを使っていますが、2キロまでの国際郵便を送る場合は比較的安い上に早い、そして追跡ができるので便利です。
また、こちらで書類を用意してしまえば日本にいる家族が伝票を記入する手間がないのも魅力です。
そして用意する書類も、2回目以降の発送の際は1回目の郵送データをコピーできるのでとても楽。
本来であればSAL便というお得な輸送方法で送る国際eパケットライトというさらに安い配送方法もあります。
ただ残念ながらコロナ禍の現在は、私の住むドイツ向けも含め多くの国に向けてのSAL便が停止されているんですよね。(2021年6月現在)
そのため、私は次に低価格の国際eパケットで頻繁に通信教材を日本の実家からドイツまで送ってもらっています。
国際eパケットとは何か、メリット・デメリットや送る際の手順などを詳しく紹介していきます。
この郵送方法を使えば海外に通信教材などお得に早く送れるようになりますよ♪
2キロ以内の荷物を国際eパケットで送る料金や配送日数は?
冒頭にも書きましたが、私は2キロまでの荷物を送る場合によりお得な料金の国際eパケットライトはコロナの影響で使えなかったので、国際eパケットを使うことにしました。
国際eパケットライトは2021年6月現在はコロナ渦により利用が制限されていますが、状況がよくなればまた運行されるかと思います。
→国際eパケットライトとは?
送料は2キロの小包を送る場合は以下の表のとおりです(国際書留料 410 円を含む)。
(こちらも詳細は郵便局サイトの国際 e パケットの料金表にあります。)
アジア | オセアニア、北米、中米、 中近東、ヨーロッパ | 南米、アフリカ | |
1.75〜2.0kg まで | 2,360 円 | 3,065 円 | 4,055 円 |
郵便局サイトに出ている標準のお届け日数は、国際eパケットは航空便扱いなので割と早いです。
ただ実際はここに出ているより数日長くかかることが多いとも聞くので注意してくださいね。
私の例で言うと、日本からドイツへの郵送に何度も国際eパケットを利用していますが、所要日数は早いときで5日ほど(郵便局の日数表でも5日とありますが、実感としては早くて5日です)。
平均では日本→ドイツへの郵送は1週間〜10日ほどという感じです。
国際eパケットのメリット、デメリットや発送方法
デメリットとして下にも書きますが、あらかじめ専用パウチを国際郵便マイページから請求しておかないといけないので注意してください。
国際eパケットのメリット
・国際eパケットライトより料金が高い分、配送が早い
・6000円までの補償が付く
・一部の国で配送を追跡できる
(追跡可能国は郵便局のサイトに載っています。ここに出ている以外にも追跡可能な国はあるようなので、詳しくは郵便局にお問い合わせください。)
・国際eパケットの料金はEMS(国際スピード郵便)よりは断然安く、航空便よりも少し安い
・荷物に貼る配送書類を国際郵便マイページで作って、日本の実家などにメールに添付して送ったものを印刷してもらえる
特に最後の「自分で送り状を作れる」という点は実家の負担を減らしてくれるのでいいと思いました。
国際eパケットのデメリット
・全ての荷物の重量を家族などに測ってもらう必要がある
・専用パウチを事前に請求しなければ送れない(郵便局では専用パウチはもらえない)
・配送書類を事前に印刷しておかないと送れない(郵便局では印刷できない)
・SAL便利用のeパケットライトとは違い、航空便利用のため料金高め
・送れる荷物の重さは2kgまで
荷物の重量はしまじろうのぬいぐるみなど、親にいちいち料理用の秤で量ってもらいました…。
これは手間でした。
国際eパケットの発送手順(国際eパケットライトと同じ)
次に発送の手順についてです。
最初に国際eパケットを使うときは少し複雑だったので、順を追って説明しますね。
①国際郵便マイページに登録
私は親の名前で登録しましたが、別に自分の名前でも大丈夫でした。
発送依頼人の名前は発送ごとに変えられますので。
②専用パウチを郵便局のサイトから請求
専用パウチとは国際eパケットや国際eパケットライトを発送するときに配送書類を入れて荷物に貼る透明の袋のことです。
専用パウチは無料で1ヶ月に50枚まで請求できて、請求から5営業日前後で日本の住所に届きます。
ちなみに私の場合はこれからしょっちゅうeパケットでこどもちゃれんじを出す機会があるかもと思い、20枚請求しました。そして2~3日で実家に届いてましたよ。
③専用パウチを用意したら、国際マイページにログインして配送書類を作る
(出典:国際郵便マイページサービス)
ご依頼主(日本から発送してくれる人)とお届け先(海外の自分の住所)を登録したら、送る品目名、グラム数と個数を入力していきます。
しまじろうのぬいぐるみ→Toy (no battery)
リズムドラム→Music toy (no battery)
教材→Learning material books
という感じです。
送れないもの(植物の種やリチウムバッテリーなど)は入れないように注意しましょう。
(国際配送での注意点については下でも詳しく解説します)
これは国際eパケットに限った話ではありませんが。
入力が終わると料金は合計額が自動で出てきます。
値段は私物だとしても(売り物でなくても)、万が一紛失した際にこの値段が参考とされて補償額が決まるそうです。
そのため、合計額がその国の荷物一個にかかる関税額(ドイツの場合は45€=約5500円、2021年6月現在)を超えない範囲で書けたらいいかと思います。
グラム数の合計は出てきませんが、国際eパケットは梱包材や箱も入れた総重量で2キロ以内にならなければ送ることができません。
この送り状の書類を印刷して荷物に貼り付けたら数グラム加算されて2キロを超えてしまった、などということのないように気をつけましょう!
ちなみに総重量は下記の画面で出てきますが、郵便局で実際の重量を測ってもらってからそれに即した額を郵便局で支払うという手順となります。
(出典:国際郵便マイページサービス)
インボイスを印刷して添付しないといけないかという点は、国によって違うようです。
インボイスに関する各国の条件は郵便局のサイトから確認できます。
ちなみにドイツは今回のように商用ではない場合は、インボイスは必要ないそうです。
インボイスはここで「印刷しない」を選択すると、送り状作成後にインボイスを印刷することはできなくなるので、インボイスがいるかはあらかじめ調べておいた方がいいですね。
④配送書類を印刷し、専用パウチに入れて荷物に貼り付け、郵便局で出す
作成した配送書類をPDFとして保存し、メールに添付して実家の家族などに送ります。
国際eパケットの配送書類は
・送り状
・税関告知書
・Invoice(印刷するを選択した場合)
となります。
日本で全てのページを印刷してもらったら、送り状、税関告知書、ある場合はInvoiceにも発送者の方に署名してもらいます。その後は、
・送り状は切り取り線に沿って3枚に切り離し、上部は専用パウチに入れる。それ以外は郵便局で荷物と一緒に提出。
・税関告知書、ある場合はInvoiceも専用パウチに入れる。
これで郵便局で出せます。
国際eパケットの出し方は以上です。
なお、追跡番号は送り状の右上に印字されています。
国際発送の時に注意したいこと
航空便での国際発送時にうっかり入れてはいけないものを入れてしまって返送または破棄!
そんなことにならないために注意したい点を、自身の経験も交えていくつかお伝えします。
以下の点に気をつけて今まで何度も日本からドイツに荷物を発送してもらっていますが、今のところ税関で開けられて時間がかかってしまうこともないようでスムーズに届いていますよ^^
電池は抜く
電池の入ったおもちゃは遅れない場合があるらしいので、付録に電池が入っていたら抜いて送った方が良いかもしれません。
その場合、荷物の配送票にToy(No Battery)などと書くと税関で止められるなど、配送の送れの原因になることが起きにくくなるそう。
ちなみにリチウム電池は機器に内蔵されている場合は、条件によっては送付できるそうです。
詳しくは郵便局の資料をご覧ください。
私は税関で引っかからないために、念のためリチウム電池が入っているおもちゃの電池は実家で抜いてもらいました。
ズボラで送れるかどうか条件に合うか確かめるのはちょっと面倒なのと、X線検査などで時間かかっても嫌だなと思ったのとで^_^;
(ドイツの税関細かそうですし…)。
そしていつも内容物としてToy (No Battery)と明記しています。
袋から取り出す
同じく税関で止められるリスクを減らすために、袋や箱に入っているものは出来る限り袋や箱から出して送った方が良さそうです。
重さも少しですが減らせますし、袋に入っていて売り物のように見えると税金などかけられてしまう場合があるそうなので。
私は実家に頼んで、袋に入っていたものは出した状態で送ってもらっていますが、何度も国際配送している中で問題が起こったことはありません。
免税範囲に注意
あと荷物一個に付きかかる関税の免税範囲内に納めないと関税がかかってしまったりするので注意が必要です。
免税範囲はドイツでは45ユーロ以下(2021年6月現在)ですが、お住まいの国の免税制度を調べてみてくださいね。
(飛行機で持ち込める免税額とは違うので注意しましょう)
まあ知育玩具はともかく、書籍への関税率は他の物品に対してより低く設定されていたりもしますが(ドイツでは書籍への関税は7%)、かからないに越したことはないと思います。
税関手続きで時間取られてしまいますし。
ドイツのように書籍への関税率が低い国では、書籍系だけの通信教育だと関税の安さに加えて印刷物として安く送れるメリットもありますね。
まとめ
国際eパケットライトの次にお得な国際eパケットと言う輸送方法についてお伝えしました。
国際eパケットライトはSAL便という格安郵送便を使うものなのですが、運行している飛行機の本数が少ないからか、コロナ渦では利用できなかったりします。
日本からドイツに送る際もSAL便は停止されているので、私は国際eパケットを使っていまして料金はライトより少し高いですが、使ってみると早い、安い、追跡付きと言ったメリットがあり便利ですのでおすすめです。
コメント