2歳の息子向けに幼児ポピーももちゃんの受講を始めて、まずは2か月分を日本の実家からドイツまで送ってもらいました。
前回につづき、2ヶ月目の教材、8月号の体験レビューをお伝えします。1ヶ月目と同じようにポピーは簡単すぎる?2歳なりたての子供にとってはどう?などの感想も実体験からお伝えしますね。
また1ヵ月目は教材の進め方の配分がよくわからず、一度に終わらせてしまったのはちょっと失敗でした。この失敗を生かして2ヶ月目は少しずつ教材を進めるよう、工夫してみたので工夫したポイントなども合わせて書いています。
幼児ポピーももちゃん8月号の体験談
ももちゃん8月号の内容は、
・本誌「ポピっこももちゃん8月号」
・ミニ絵本「3びきのこぶた」
・親の読み物「ほほえみお母さん&お父さん」
ではそれぞれについての感想を詳しくお伝えしていきます。
本誌「ポピっこももちゃん8月号」
8月号のテーマ:おとまり
いつもと違う場所で過ごしたり泊まったりする、好奇心を刺激するワクワク体験がテーマ。
・ももちゃんがおばあちゃんの家にお泊まりに行くお話
おとまりにもっていくものをゆびさしたり、ももちゃんたちがこれから何をして遊ぶのかを親子でお話ししたりするページです。
我が家の2歳の息子は「おばあちゃんの家におとまり」ということを理解しているのかどうかわかりませんでしたが、お花、傘など、身の回りにあるものの単語は口に出していました。2歳になりたての息子にとっては、泊まる、用意するなどの動詞などはまだ抽象的で難しいようです。
ももちゃんたちがおばあちゃんの家でおやつを食べる場面もあるのですが、ここでは息子に「みんなにおやつを分けてあげてね」というと、おやつシールを分けて貼ることができました。
これは驚きでしたね。2歳になったばかりでも分けるという言葉の意味が理解できていたことと、なんでも独占したがる息子が、たとえ絵本の中のキャラクターに対してだとしてもおやつを分けることができたことが。
こういう子供に関する小さいけれど新しい発見が次々とあるのは面白いですね。
・ポピっこむしずかん
ももちゃんたちが虫取りに行く場面です。
海外にはいない虫もいますが、たいていの虫は息子も今住んでいるドイツで見たことがあったので、指差して「あり」、「はち」などと声に出していました。
「かぶとむしは日本にいる虫で、強くてカッコいいから子供たちに大人気なんだよー」などと息子に説明するきっかけにもなりました。
また、教材に虫の写真が載っているカードのページがあって切り取れるのですが、そのカードを見せながらこの虫はなあに?と聞くと息子は楽しそうに答えていました。
虫の声も音声サービスで聞くことができるので、音で聞いてみるとさらに想像力がかき立てられますね。
・シーツお化けになっちゃった
シーツをかぶっておばけのマネをする子供の写真が出ています。
教材巻末のシールでシーツおばけに目や口のシールを貼る遊びがあるのですが、2歳の息子が貼ったら福笑いのような状態に(笑)。息子には顔のパーツを正しい位置に置くのはまだ難しそうです。
ところでこれを見て実際に私もシーツをかぶっておばけの真似をしてみたのですが、息子は大喜び。「こわい」という言葉は息子は最近言うようになったばかりですが、「こわい、こわい」と言いつつも楽しそうに笑っていました。息子にもシーツをかぶせていないいないばあをしたりして楽しみました。
2歳ぐらいになるとおばけとかこわいものに関心を示し始めますよね。8月号ではおばけが何回か出てきますが、ちょうどこわいものに興味を持ち始めた息子にとってはヒットだったようで、おばけのページはとても真剣に見ていました(笑)。そして「おばけはいなかったよ〜、よかったね!」というと、とても安心した表情をしてましたね(笑)。
このような気持ちの変化を体験するのも大事だそうで、教材の狙いだということです。
・迷路
ももちゃんがおばあちゃんの家に行く迷路があります。迷路のルールを2歳の息子はまだ理解していませんが、楽しそうに迷路の道をなぞっていましたよ(^^;
・シール貼り
今回はシール貼りできるコーナーが4コーナーありました。
・わらべうた
これは前回の7月号でもそうでしたが、私も全然知らない歌でした・・。
親も勉強しないと一緒に歌えませんね。
・野菜の絵や写真
野菜の絵や写真で載っているページもあって、よく食卓に並ぶものが多いので息子もこれ知ってる!という感じで指さしてました。「赤いトマト美味しいね〜」などと言うと、息子も絵を摘んで口に入れる真似をしてましたね。実際の野菜もちゃんと食べて欲しいものですが。
・うんち出たよのシール貼り
切り取り線が付いているページで、トイレの壁に貼るように書いてあります。
けれど2歳になりたての息子はトイレトレーニングをまだ始めていませんし、まだしばらく先になりそうなのでこのシールはりができるようになるのはだいぶ先だろうな・・
・運動プログラム
親子でできる簡単な運動プログラム。親子の触れ合いも増えます。
ミニ絵本「3びきのこぶた」
童話の三匹のこぶたが人形の写真で描かれています。
息子に読み聞かせをすると、リアルではないかわいい絵の方がいいのか、ももちゃんが出てくる先月のミニ絵本「ももちゃんの不思議なクレヨン」の方が最後まで集中して見ていたようでした。
親の読み物「ほほえみお母さん&お父さん」
今回は読者からの投稿や専門家の方の子育てアドバイスなどの他に、子供と作る料理のレシピも出ていました。息子にはまだ一緒にクッキングはハードル高いかなと思いつつ、野菜を切るところを見せたりして少しずつ料理に親しむようにさせていけたらいいなと思いました。
ポピーは簡単すぎる?
ポピーは簡単すぎるどころか、8月号は2歳なりたての子供にはやや難しいくらいでした。
ポピっこももちゃんには、ページの下の方に小さく教材の使い方についてのアドバイス欄がよくあります。
ここで書かれていることは2歳の息子にはまだできないようなことが多い印象でしたので。
例えばおばあちゃんちにいく準備をするももちゃんを見て「ももちゃんは何をして遊ぶのかな?」と聞いてみる、など・・まだあまり話せない息子は、質問を理解していたとしても答えられないので。
でも子供は日々成長していますよね。ある日突然、ちょっと前までできなかったことができるようになっていたりもします。そう思うと、今月の教材を今月やるだけではもったいないので、しばらくたった頃にまた一緒に読んでみたいと思っています。
教材の進め方で気をつけたこと
先月7月号では一度に教材を進めすぎて、息子の興味が持続しないという失敗をしてしまいました。そのため今回工夫した点は、
・シールはテーマ毎にあらかじめ切り分けてから渡す
・カードも教材から切り離しておく
以上のことをした上で、今日は音声、明日はシール貼り、その次はカード遊び・・
などと手を変え品を変え(笑)、教材をいろんな角度から楽しむことを意識したら子供の興味が前回より持続したようです。
あとは1日1テーマ(例:ももちゃんがお泊まりに行くお話)だけに集中して取り組むのもいいですね。
まとめ
ポピーももちゃん8月号は、レベルとしては全体的に2歳になりたての息子にはやや難しいぐらいでした。主な理由は・・
・教材の使い方のアドバイスが、まだあまり話せない息子には難易度が高い
・トイレトレーニングもスタートしていない
・顔のパーツを貼るシール貼りでは、福笑いのような仕上がりになってしまう(笑)
でも、小さい子供は突然大きく成長したりするので、同じ教材を何ヶ月後かにまたやり直してみるのも成長の過程が見られていいと思います。
教材のペース配分は、教材をそのままの状態で子供に渡すのではなく、シール・カードなどは取り外しておき、必要な時に渡すようにすると後々に楽しみが残っておすすめです。
(シールはテーマ毎にハサミで切り分けておくのもおすすめ)
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